Ken Watanabe Returns to His Home Country in THE KING & I, at Tokyu Theatre Orb

July 11, 2019 | Larisa Amaya-Baron

翻訳者: コマハシリ・ソウシュン

「王様と私」のインターナショナル・ツアーのキャストとディレクターによる報道機関向けのイベントが東京で開催されました。ケリー・オハラ(アンナ役)は落ち着きのある優雅な立ち姿で、渡辺の故郷である日本の人々に渡辺 謙(王様役)について熱く語りました。

 

ケリー・オハラ:ケンは私が今まで一緒に働いた中で最も役に入り込む俳優の一人です。彼は演技に対してとても一生懸命で、共演するこちらもそのレベルまで引き上げられるのです。私はこの作品を他の王様役と一緒に演じたことがあるんですが、ケンのような人はいません。彼のパフォーマンスの力強さは、何か「王様と私」を特別なものにしてくれるような気がします。おそらく、今までで一番特別なものになるでしょう。

Photo: Matthew Murphy The London Palladium Production

渡辺謙はケリーやディレクターのバーレット・シャーについて興奮気味に紹介した。彼らは、観客が新たな舞台に感情移入してくれることを願っている。

 

ケン:私が今回の来日公演で手にする一番の贈り物は、ケリーを皆さんに紹介することができる機会を得られたことです!私は我々の作品を日本で演じられることを誇りに思います。

 

ケン:この作品は皆さんにとって何か意味のあるものになるでしょう。しかし心に留めてほしいのは、この作品には様々な面白い場面が登場しますが、それらは伝統的なコメディーとは異なるということです。そこには、とても真剣なテーマがあり、だからこそ、私たちはそのコメディーとドラマのバランスを味わい、感動してほしいのです。

 

私はこの場で共演者と共に、最新版のこのリバイバル作品について、そしてこの作品が日本にとってどのような意味を持つのかをプライベートにインタビューする機会をいただけたことを幸運に思います。

Photo: Matthew Murphy The London Palladium Production

​プレッスのインタビュー

Transcribed by: Yuri Sato

Press Interview

Translated by Larisa Amaya-Baron

渡辺 謙

とにかく日本の公演をする時の僕の一番の条件は、ケリー・オハラを日本のお客様に見せてあげたいっていうのが一番なので。

まずそれが実現した事が嬉しいです。

それと、ニューヨーク、ロンドンでいろんな形を変えながらというか、深めながら作ってきたこの素晴らしいカンパニー(一座)を、本当に日本のお客様にちょっと短い間の一ヶ月なんですけれど、その間届けられるということは、このカンパニーをケリーと二人で引っ張ってきた誇りのようなものを感じますね。

ケリー・オハラ

いつか日本公演を実現して日本に来たい、また、渡辺さんと一緒に出来ることをとても名誉な事と思っています。

『王様と私』私のアメリカ本国で生まれたショーですが、彼の母国で是非やりたいと思っていました。

それはある意味交換をすると言う意味だったのですが、渡辺さんと仕事をすると言う事は本当に愛していますし、作品を尊重しています。

私の人生の中でもベストなコラボだと思っています。

私と彼の本国でこの公演を出来る事を嬉しく思っていますし、皆様の期待にそえるようにとても楽しみにしています。

テロップ

二人のコンビネーションは?

渡辺 謙

ほとんどノールック(見ない)とか、ノーサインでやっている感じなんですよ。

もちろん、何百回もやっているのでアレなんですけれど、本当に、言ってみればバッテリーで、何を投げても取ってくれるし、また、良い球を返してくれるので、そういう意味では本当にもちろん素晴らしいシンガーなんですけど、ものすごい、僕がもう一番尊敬する女優さんの一人です。

ケリー・オハラ

渡辺さんは、真の役者さんだと思います。

彼が演じるときは、彼からのパッションを本当に感じます。

だからこそ私は常に自分の演技力をステップアップしなければならないです。

今までの王様のパッション、強味を他に感じた事はありません。

渡辺さんの演じるキングは、特別な王様であって今までにない王様です。

これは決してコメディでもジョークでもありません。 

重要なパワーを感じる役だと思います。

権力を持ちつつも自分の国をのっとられないようにしなければならない王様の役を渡辺さんが素晴らしい演技で演じていらっしゃいます。

だからこそ私は、アンナとして、その人間性、人間味をそれにあわせてステップアップしなければならないと思っています。

私も同じようにしなければならないと思っています。

 通訳

と同時に、とても嬉しい方でチャーミング(?)な方です。

テロップ

日本公演の違いは?

渡辺 謙

英語でやりますので、英語から母国の国でやるのと、今回字幕が付きますのでちょっとしたタイムラグがあるんですよ。

その中で、スイッチしていく、慣らしていく時間をみたいなことがもしかしたらお芝居が始まってから少しの間あるかもしれません。

でも、日本の方は字幕は慣れていらっしゃるので、結構字幕もいい感じで出るシステムを劇場が開発してくださったので、あまり違和感なくおそらくバート(演出家バーレット・シャー)が作った新しい21世紀の愛というものを、初めて深くご理解していただける他無いなと思います。

テロップ

観客の違いはありますか?

渡辺 謙

日本はやってみないと分からないんですけど、ロンドンの人がこんなにジョークが好きなのかっていうのがちょっと驚きましたね。

2000、やっぱ、ココと同じくらいのキャパだったんですけど、これは吉本新喜劇じゃないかっていうくらいドッカンドッカン受けるんですよ。

それはすごかったですね。

テロップ

日本だとリアクションしづらいとか?

渡辺 謙

どちらかというと大人しいと思うんですけども。

でも、三谷君のコメディを大阪でやった時も同じようにドッカンドッカンきましたね。

頑張って負けないようにしたいですね。

テロップ

ケリーさんの戸惑いは?

渡辺 謙

いやあ、どうでしょう。

ケリー・オハラ

この『王様と私』というのは、リズムがすごく重要な事でもあります。

ところどころ笑いがある所では笑っていただく事が重要なのですが、遠慮なく気兼ねなく皆さんに笑っていただきたいですし、自由に楽しんでいただきたいと思います。

この物語は流れがあって、笑いだけではなく物語の中に深い意味が所々あります。お互いに一緒にやりながら、最初にそのリズムに慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、二週目にはそのリズムを勝ち得られると思いますし、皆さんに楽しんでいただけると思います。

テロップ

日本を楽しむ時間がありそうですか?

ケリー・オハラ

今回、日本を楽しむ時間があると本当にいいと思います。

今回、主人と子供も連れてきているのですが、オフの日にはできれば観光したいなと思います。

もちろん、渡辺謙さんとも時間を過ごしたいと思っていますが、実は1年半前にコンサートで来日した事がありまして、その時に日本は本当に素晴らしい国だなと感銘しました。

それをできれば私の家族と共有したいと思っていまして、彼らにとっても忘れられない経験にしたいと思いました。

テロップ

謙さんのヘアスタイルは?

渡辺 謙

この感じですね。

ニューヨークの二年目の時がこういう感じで、少しモダンな感じです。

テロップ

初日に向けて高まって待ってますか?

渡辺 謙

これも本当に何年間もやっている舞台なので。

ただ、新しく劇場でやるっていうことは、やっぱりお客さんはお客さんであることと、期待感が大きいですね。

まあ、すごく、皆さん待っていてくださいねっていう感じなので。

やる事に関してはそんなに変わりはないんですけど、あ、やっぱり、でも、ちょっと、ちょっと、変わってますね。

ニューヨークとも、ロンドンとも、また、劇場の使い方が変わっているので、その辺はニューヨーク、ロンドン、見に来てくださった方の、おっ、ここはこうだって比較していただける要素もあるので。

まあ、それは、結構楽しみながらですね。

いろいろ変わったりするのは楽しい。

テロップ

海外公演中に、いつか日本でと?

渡辺 謙

いや!

ずっと日本の俳優が日本でやるのに英語でやるのって、すごい!

僕が戸惑いがあったというか、腰が引けてたんですけど。

やっぱり一番最初にお話ししたように、ケリー・オハラともう一人、ルーシー・アマイズ(女優?)って、素晴らしいトニー賞を取った主演女優がいるんですけど、その二人を見て欲しいっていうのが、その僕の気持ちには圧倒的に勝ちまして。

それをお見せしたいからですね。

 

テロップ

良いものを届けれる自信は?

渡辺 謙

生意気な言い方をするとアレなんですけど、これくらいトップクラスのブロードウェイの方々が来るっていう事は、本当に無いですよ。

だからそれは多分、ご覧になったお客様にもご理解いただけるしか無いです。

テロップ

ロンドン公演では集大成でしたが

渡辺 謙

総集大成です。

 

テロップ

ジャニーズ喜多川さんについて

渡辺 謙

残念ながら僕、全然お会いしたこともないしお仕事もしたことがないのでアレなんですけど、やっぱり、日本のエンターテイメントの中で海外の空気みたいなものをものすごいいち早く日本に輸入された方だって僕は認識しているんですね。

だから、ミュージカルにしてもそうですし、舞台にしてもそうですし、エンターテイメントの作り方にしてもそうですし、すごく革新的な時代を先取りするようなチョップ(トップ)プロデュース能力はすごいあった方なんだろうなっていう風に認識しています。

本当は、だから、僕なんかもこうやってサポートを行き来し始めたので、一緒に何かお仕事をしてみたかったしとかお話をしてみたかったなっていうのはあります。

それはすごく残念なんですが、やっぱり同じエンターテイメントにいる人間としてその意思を継ぎながらこういう形ででもあるし、また僕が外に出て行く形でもあるし、いろんな形で日本のエンターテイメントの底を上げていきたいなと思っています。

テロップ

映画で二宮さんと共演されていますが

渡辺 謙

いっぱいね、長瀬もやってますし、今、岡田君もがんばってやっていますので、やっぱり一時代を築いたという意味で本当にこれからもまた人材を発掘できるような、そういうスタンスをがんばって取っていただければな、その遺志を継ぎながら、と思いますけれども。

テロップ

ファンのみなさんにメッセージを!

渡辺 謙

残念ながらチケットも完売して、みなさん、チケット取ってっていう風にはお願いできないんですけども、チケットお持ちの方々は、本当に楽しみにしていただいていいと思います。

これからケリーと、まあ、ルーシーはちょっと機会があればあれですけど、非常に素晴らしいカンパニーで、皆さんにお届けできる『王様と私』です。  

劇場に来る時は、胸躍らせてシャルウィーダンスを歌いながら、来て欲しいです。

お待ちしています!!!

ケリー・オハラ

来日できた事を本当に光栄に思っております。

『王様と私』は、本当に私が大好きなショーです。

また、渡辺謙さんと一緒に共有できる事を愛しています。

他のキャストも同様です。

素晴らしいショーですし、次の4週間、他にないようなショーをみなさんにお観せしたいと思います。

私は家族と日本を散策していきたいと思っていますし、このショーを皆様に一緒にお観せ出来る事をとても名誉に思っています。

私を日本にお招きいただき、ありがとうございました。

渡辺 謙

ありがとうございました。

Ken Watanabe
The best thing about bringing this show to Japan is that I can show off Kelly O'Hara to the Japanese audience! First of all, I'm excited that we could finally do it. Also, this wonderful group which has been made so many times, in New York and London, has been created in such a short amount of time for Japanese audiences. I'm so proud to be leading them with Kelly.

Kelly O'Hara
*See youtube video


telop
What is the combination of the two?

Ken Watanabe
It's almost like a Nooruk (not seen) or no sign.
Of course, I'm doing it hundreds of times, but it's really good, but to say it's a battery, it will take whatever you throw, and it will return a good ball, so in that sense it's of course a really nice singer I'm one of the most respected actresses.
Kelly O'Hara
I think Mr. Watanabe is a true actor.
I really feel the passion from him when he plays.
That is why I always have to step up my acting skills.
I have never felt the passion and strength of the king.
Mr. Watanabe's king is a special king and unprecedented king.
This is neither a comedy nor a joke. *
I think that it is a role that feels important power.
Mr. Watanabe plays the role of a king who has power but must not be able to take up his country with a wonderful performance.
That's why I think Anna has to step up her humanity and humanity accordingly.
I also have to do the same.
Interpreter
At the same time, I am very happy and charming.
telop
What is the difference between Japanese performances?

Ken Watanabe
I'll do it in English, so there's a little time lag since the subtitles will be added this time.
There may be something like a time to switch and get used to, maybe a little after the play started.
However, since Japanese people are used to subtitles, the theater has developed a system that makes subtitles feel good, so it seems that the new 21st century created by Bart (director Barrett Shah) without any discomfort. I think that there is nothing but a deep understanding of love for the first time.
telop
Is there a difference between the audience?

Ken Watanabe
I don't know if I try to do it in Japan, but I was a little surprised that people in London like jokes so much.
2000, after all, it was about the same capacity as Coco, but I received a doccandock as if it was a Yoshimoto new comedy.
That was amazing.
telop
Is it difficult to react in Japan?

Ken Watanabe
I think it's rather mature.
But when Mitani-kun's comedy was done in Osaka, I got the same kind of dock.
I want to do my best to avoid losing.
telop
How is Kelly confused?

Ken Watanabe
What about it?
Kelly O'Hara
This “king and me” is also a very important rhythm.
Wherever there is laughter, it is important to laugh, but please feel free to laugh and feel free to enjoy it.
This story has a flow, and there are not only laughter but also deep meaning in the story. It may take some time to get used to the rhythm at first while working together, but in the second week you will win the rhythm and I hope you will enjoy it.
telop
Do you have time to enjoy Japan?

Kelly O'Hara
I think it would be really nice to have time to enjoy Japan this time.
I brought my husband and my child this time, but I would like to go sightseeing if possible.
Of course, I would like to spend some time with Ken Watanabe, but I actually came to Japan a year and a half ago and I was impressed that Japan was a really wonderful country.
I wanted to share it with my family if possible, and I wanted to make it an unforgettable experience for them.
telop
What is Ken's hairstyle?

Ken Watanabe
This is it.
This is the second year in New York and it looks a bit modern.
telop
Are you waiting for the first day to rise?

Ken Watanabe
This is also a stage that has been done for years.
However, when I do something new in the theater, the customer is a customer and there is a great sense of expectation.
Well, it ’s really like waiting for everyone.
There isn't much change in what to do, but after all, it's a little different.
The use of the theater has changed in both New York and London, so those who came to see New York, London, there are also elements that you can compare here.
Well, that's pretty fun.
It ’s fun to change things.
telop
Sometime in Japan during an overseas performance?

Ken Watanabe
Disagreeable!
It's amazing that Japanese actors do it in English when they do it in Japan!
I was confused because I was confused.
As I said at the very beginning, Kelly O'Hara and another, Lucy Amaze (actress?), Have a great Tony Award-winning actress, but they want to see them. But I won overwhelmingly my feelings.
I want to show you that.

telop
How confident can you deliver good things?

Ken Watanabe
It ’s a sassy way to say it, but there ’s really no such thing as one of the top Broadway people.
So it's probably the only customer who can see it.
telop
Although it was a culmination at the London performance,

Ken Watanabe
This is the omnibus.

telop
About Johnny Kitagawa

Ken Watanabe
Unfortunately, I've never met or worked at all, so I'm sorry, but after all I was imported into Japan as quickly as possible in Japan's entertainment like foreign air. You are aware.
That's why it's true for musicals, for the stage, for making entertainment, and for those who had a great chop (top) production ability to anticipate a very innovative era. I recognize it as if it would be.
Actually, that's why I started to go back and forth in this way, so I wanted to do some work together and talk about it.
It's a shame, but after all, it's this way as a human being in the same entertainment, and I'm also going out and raising the bottom of Japanese entertainment in various ways. I want to come.
telop
Although you are performing with Ms. Ninomiya in a movie

Ken Watanabe
I'm doing a lot of Nagase, and now Okada-kun is also doing his best, so after all we have to do such a stance that we can really discover human resources in the sense that we have built an era. Although I think that I inherited that will.
telop
Message to your fans!

Ken Watanabe
Unfortunately, the tickets are sold out, and everyone can't ask for a ticket, but people with tickets are really looking forward to it.
From now on, Kelly, and Lucy, if there is a chance, it is a very wonderful company, “King and I” that can be delivered to everyone. *
When you come to the theater, I want you to come while singing Shall Wee Dance with excitement.
We look forward to! ! !
Kelly O'Hara
I am truly honored to have come to Japan.
“King and I” is a show that I really love.
I also love to share with Ken Watanabe.
The same applies to other casts.
It ’s a great show and I ’d like to show you a show like no other in the next four weeks.
I want to explore Japan with my family and I am very honored to be able to watch this show with you.
Thank you for inviting me to Japan.
Ken Watanabe
Thank you very much.

The Lincoln Center Theater's International Tour of THE KING & I
is playing at Tokyu Theatre Orb in Tokyo, Japan
from July 11th through August 4th, 2019.

Tickets can be purchased from the official website:
http://thekingandi2019.jp


 

Photo credit belongs to Matthew Murphy The London Palladium Production.
All images used in this article are official promotional images provided by The King & I production.

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