New OLIVER TWIST at Tokyo Geijutsu Gekijou Playhouse

July 9th, 2019 |Larisa Amaya-Baron

翻訳者: Mari Matsudaira

少年は束の中から一番短いひもを引いてしまう。彼は負けだ。夕飯の時、他の子供たちが飢えた目で彼を見つめる。彼は皿とスプーンと勇気を持ち、横暴な大人たちに向かって進む。子犬のような目で見上げ、「ご主人様、もう少しもらえませんか」と乞う。

 

オリヴァーツイストの人生の教訓の長旅はこの有名な句に始まる、それは数十年の間世界中の聴衆を魅了してきた。チャールズ・ディッケンズの本であるオリヴァーツイストは白黒映画からカラー映画、舞台でのミュージカル、アニメーション、子どもの本などに変わってきており、今後も増えていくだろう。

 

今、東京にある元気な劇団がオリヴァーツイストの物語を面白い解釈で上演している。RKXのディレクターである岸本 功喜と小島 良太によって創作されている劇である。RKXは俳優たちが創造の過程に関係する機会をつくる場所である。目標は“ディレクターが首位である”という型を壊し、俳優たちに解釈の自由を与えることである。

 

物語の中心にこだわりつつ、今回のオリヴァーツイストではアートフルドジャーが子供ではなく大人によって演じられることや、その他の面白い驚きのような劇中の興味深い変化と共に、すべて原作と同じ音楽と歌詞をつかう。この物語が語られるのが英語でも日本語でも、言語は聴衆に体験してほしい重要な伝えたいことや感動の価値を落とすことはないと彼らは言う。愛や自信、強さ、弱さというテーマは普遍であり皆様々な方法でこの劇にかかわることができるのだ。

 

オリヴァーツイストの出演者から、どのように聴衆であるあなたが彼らと共に成長するかを望んでいるか聞いてみよう。

"オリヴァーは内気な風に見えてしまうことがあって、外見から見ると。すごいおどおどしているように見えるんですけど本当は情熱的な人間で、芯がしっかりしている。夢とか、そういう気持ちがある男の子なので、そこをどう演じるかとか。お客さんにそういうことが最終的に伝わるかどうかというところです。"

- Mirai Kazuki and Yamashiro Riki

  Oliver Twist, double cast

"I think Oliver Twist's original author, Charles Dickens, had an intention to portray the weak characters' points of view. I feel a sense of responsibility to show the audience the bright side and dark side of society through Fagin, who is a symbol of the weak."

 

- Fukui Kiichi

  Fagin 

”ビル・サイクス自体を、少しリアルに描きたいという想いもありつつ今回作っています。そういう意味で今回描く世界は現代の日本とか、イギリス、アメリカとも、すごくかけ離れた世界だと思います。日本やアメリカもそうだと思うんですけど、どんどん貧富の差っていうのが激しくなっていくと思うので、そこも含めた上で描きたいと思っています。

あとは自分自身が現代でも昔でももっと共通する事だと思っているのが、何かしらみんな人は自分の事でそれを悪い事と分かっていても、肯定して生きていくもんだと思うんです。

自分を正当化するっていう所がすごくあると思うんで。

正当化してしまうことに対して、その環境に溶け込まずに自分達が、やっぱり強くいるっていることをオリバーを通して感じてもらったら良いなっていうのを、すごく思ってはいるんですけど。

それってオリバー・ツイストの本だったりとかっていうのを読んですごく感じられる事なので、そこだけじゃなくて、今回オリジナルの本番っていう部分で、その正当化している人間たちとオリバーとの対比はもちろんですけど、正当化する人間たちの中にもなぜその人たちが、そう生きなければいけなかったのかというドラマっていうものをもう少し深くお見せできる事ができたらなっていう想いで作っているので、そこを楽しみにしてもらえたらなと思います。

Kawahara Kazuma

  Bill Sikes

Mizuki

Nancy

"There are so many types of love all over the world. The audience will wonder why Nancy loves Bill, and might feel that they don't get a happy ending. But, for these two characters, their love is true; which can be realized in the end. Another example is Oliver's love, which shows honesty. I hope the audience can recognize how love transcends all people."

Kanda Kyouhei

Jack Dawkins (Artful Dodger)

"All the characters in this show are hurting and missing something important. In real life, we all have some type of baggage, too. That's what makes us human. The best thing we can do is recognize that and keep moving forward."

Kyou Nobuo

Mr. Brownlow

"I want the audience to see that there are so many types of love. Whether the ending is happy or sad is up to you, but what's constant is love. Everyone can relate because everyone is trying to know what love is. Also, I hope we can stop taking ourselves so seriously, and try to see through other people's points of view. For example, you can see through Oliver's eyes how he yearns for the love of his peers and the people around him. So I hope you can see many different forms of love."

The show opens July 11th, 2019 and will run until the 14th at Tokyo Geijutsu Gekijou Playhouse.

Tickets can be purchased on the Official Website (Japanese only).


 

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